これまでのぎゅーぎゅー伸ばすストレッチで、ケガの予防効果がないことが明らかになりました。
朝一番とかに、ギューッと伸ばしてる人とか、まず、ぎっくり腰になりますから、すぐにやめたほうがいいですよ!
『体が柔らかいと、なんとなくケガしにくいと思っている人、実はそれ、まちがってます。』
『体が柔らかいと腰痛になりにくい、これもまちがってます』
ストレッチは、1975年にボブ・アンダーソンさんが提唱された運動方法。
体をぎゅーぎゅーと伸ばす動作をストレッチと呼ぶことにしよう。
[ストレッチは英単語で引き伸ばすという意味]
42年前つい最近にでてきた考え方である。
ずーっと昔からある言葉で何百年も前からみんながやっていると思っていませんでしたか?
ぎゅーぎゅー伸ばすストレッチはいますぐやめましょう。
静的ストレッチではケガ予防できない
須藤明治・国士舘大学教授と
北海道の山口太一准教授が出演されていました、
山口教授は坊主のキャラ濃い方
須藤明治教授によると「ストレッチは怪我の予防に効果がない。」
オーストラリア陸軍で、静的なストレッチをするグループと、静的なストレッチをしないグループにわけて、同じトレーニングをして、静的なストレッチはケガの予防になるのか?
という実験がされ、結局、静的ストレッチは役に立っていないという結果が出た。
やっぱり軍隊じゃないとこういう実験はできないんですね。
伸ばすストレッチに落とし穴がある
ストレッチをして、筋肉をのばすと、ジャンプ力が落ちるという実証実験を番組でやっていました。
こういうのは、数値で客観的にみないと、わからないもんですよね~。
ギューギュー伸ばすストレッチをすると、パンツのゴムが緩んだ状態になってしまい、ぎゃくに捻挫しやすくなってしまいます。
ぼくも、2年前からランニングをはじめたので、これは実感しています。
最近ではランニングの本でも『ギューギュー伸ばすストレッチをしてはいけない』とよく書いてありますので、なかば常識化している。
代わりに体を動かす体操をやろう
放送では、ボブさんの提唱されていた、静的ストレッチ。スタティックストレッチに変わって、動的なストレッチ。ダイナミックストレッチが紹介されていました。
プレゼンター的な感じでロペスワグナーがでてました。
伸ばさないストレッチ、アロンガメント・ジナミコ。スペルはalongamento dinamicoでしょうね。
ポルトガル語だからね。ちなみにブラジル人は、”di を ジ” と発音しますので、ディナミコじゃなく、ジナミコで正しいんですね。
ブラジル人の身体能力や、運動能力は、体を使ったことをやらせたら、地球上でナンバー1じゃないでしょうか?それだけに、身体能力が発達してますよね。
余談ですが、ブラジル人の体の使い方の特徴は、3次元的な動きができるのがすごいですよね。
これは、日本人などの空手など、日本の体術などとは、まったく考え方がちがうんだなーって思います。
動画も検索すると出ていますね。
個人的に注目しているのは、アロンガメントジナミコではないけど、ido portal って人で、idoさんなのかな?イスラエル人なんですけど、ブラジルのカポエイラベースの体を柔らかく使う方法を教えている人です。
ここまで、体の重心をコントロールできたら、もう言うことないですよね。参りましたですよ(笑)
腕や足をふりふりして温めてあげると、伸びる性質がアップするんですね。これは、知らなかったですね。
前田健太選手のマエケンダンス
は、ヒクソン・グレイシー。腕をブルンブルンするところとか、動的ストレッチ。
Alexander Retuinskih
宮地先生が、ふりふりストレッチのやり方を、実演してくれました。壁、いすなどで、手をつかまって、足をふりふり、振り子のようにうごかす。
実験したモニターの方の肩こり指数が、71から39になっていましたね。すごくやわらかくなっていますね。
アロンガメント・ジナミコを一日10回するだけで、血流も通常時の10倍もアップする
肩こりにも抜群の効果を発揮します。体の柔軟性が増すばかりか、筋力までUPしますね。
番組でも、謳っているように、これからどんどん「伸ばさない」ストレッチが普及してきたらいいな。って思います。
足のアーチがリフレッシュして、足の指が使えるようになるので、ふんばりがきいて、転倒しにくい体になるという謳い文句でしたね。
コメント
この項とは関係ないのですが、藤田さんの七つの体操続けています。あれは最高の「ストレッチ」です、前の晩やるとやらないのでは翌日の腰の負担が大違い、最近はよっぽど重たい荷物を持たない限り腰ベルトも必要ありません。以前にお尋ねしましたふくらはぎの張りが夕方になると出てきます、藤田さんがこれも体操を続けていれば良くなるとの言葉を信じて頑張っています。