日本にポルトガル人商人、オランダ人商人など、外国人がやってきたのはいつごろですか?
日本にポルトガル人商人やオランダ人商人が訪れたのは、16世紀から17世紀にかけてです。
ポルトガル人商人(1543年頃)
種子島に漂着し、火縄銃(鉄砲)を伝えたのが最初。その後、南蛮貿易が盛んになり、布、鉄砲、硝石などを交易しました。
オランダ人商人(1600年頃)
リーフデ号が豊後(現在の大分県)に漂着。その後、1609年に平戸で交易が始まりました。1639年にポルトガル人が追放されると、オランダ人は出島で独占的に貿易を行うようになりました。
この時期は、日本が海外との交流を限定的に進めつつも、西洋文化や技術を吸収した重要な時代です。
出島でオランダ人やポルトガル人と交易していたのは、何年から何年ごろまでですか?
出島での外国との交易は、以下の期間が代表的です:
ポルトガル人との交易: 出島が完成した1636年から1641年までの短期間。
この後、鎖国政策によりポルトガル人との交易は禁止されました。
オランダ人との交易: 1641年から1859年まで続きました。
この間、出島はオランダ東インド会社の拠点として使われ、日本と西洋との唯一の窓口となっていました。
約200年にわたり、出島は日本の貴重な国際交流の場でした。