鹿の鉄分の話です
「鉄分摂取 鉄をなめる」
「鹿 線路を舐める」
などの検索キーワードで訪問していただいており、北海道新聞の鹿の鉄分摂取の記事に興味持っていただいている人が多いです。
という記事です。これを読んで『動物って、自分に必要なミネラルがわかるってのがすごいな!!』って思いました。
「自分に鉄分が足りない」「これが鉄だから5分から10分ペロペロしたら必要な鉄分が取れる。」
動物は本能的に自分に何のミネラルが足りないのかがわかるんですね。
人間にもミネラルが必要ですが、普通の人間は教育で得た知識では、「鉄道のレールをなめて、自分の体に必要な鉄分が補給できる!」って発想が思い浮かばないですよね。
動物って、自分の健康を管理する方法を知っていてすごいです。
でも、人間は、自分の健康管理方法に関しては、めちゃめちゃ鈍感ですよね。
人間は、窒素、リン酸、カルシウム、マグネシウム、鉄、どれが自分の体に足りないなどはわからないですね。
「健康診断でマグネシウムが足りないですね」って言われても、どうやって自然界からマグネシウム取ればいいかもわからないです。
ほんと、動物ってすごいなって・・・思っています。
カンボジアで鉄の魚で鉄分補給
カンボジアで鉄分補給を推進した手法
”カンボジアでヤカンで水をわかすときに鉄の塊をいれるようにしたところ貧血が改善した”というニュースがありました。
こういうすごい原始的なアプローチでも鉄分を摂取できます。
日本人の鉄分不足も深刻ですから積極的に取り入れたほうがいいです。
地球の中身
地球の中身の中心は鉄でできています。地球の中心核はほとんどが鉄でできている。鉄の惑星です。宇宙の隕石も鉄が成分の中心です。
そして地球上で生きてる生き物は、動物から魚、植物にいたるまで全てに鉄が入ってます。あなたも、明日ご飯食べるとき、それに鉄分がはいってて、地球の中心と同じなんだな~。って思いをはせると、体にご利益ありますよ。
昔は、鉄は海中に大量に溶けていました
約46億年前に地球が誕生してから、カンブリア紀が始まるまでの約40億年間、先カンブリア時代。大気中の酸素の濃度は今よりも低く、鉄は鉄イオン(Fe2+)として、水に溶けていました
20億年以上前にシアノバクテリアという、植物プランクトンが酸化鉄を作ったことが分かった。
シアノバクテリアが光合成を行って酸素を作り始めると大気中の酸素濃度が上がってきて、鉄はその酸素で酸化され、酸化鉄に変わっていきます。
こうして作られた酸化鉄は、 水に溶けにくく沈殿するため、海の底に酸化鉄が沈殿し続け、堆積して、長い時間かけて水成岩となりました。製鉄で使われている鉄鉱石は、その時のものです。