心臓の仕組み,心室,心房←→肺

人の心臓の重さは300グラム。大きさは人の拳1個相当。1回の拍動で左心室が全身に送り出す血液の量は70-80mL。1分間あたり約5L。1日約7200l =7トン ドラム缶35本文。

心拍数とは1分あたり心臓が拍動する回数を示し、健康な成人の場合60-90回/分である。

心拍は、1日におよそ10万回も繰り返されています。

計算は簡単に、1分間70拍だとして、1時間60分なので、x60で、4200拍。それを24時間で x24すると100,800回です。

すごい働き者ですよね!。

CGのイメージ図

著者:DrJanaOfficial – Official Website, Support, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=50477765による
心臓wikipedia

通常よりも心拍数が高い状態を頻脈

心拍数が低い場合は徐脈と言う。

鼓動に使うエネルギーは、安静時には脂肪酸を用い、活発に活動する場合は乳酸などを消費する。

心臓を動かす厚い筋肉は心筋と呼ばれ、骨格筋と異なり不随意筋である。


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4つの部屋にわかれていて、左右、上下にわかれています。上の部屋が心房で、下の部屋が心室です。

余談

心房が薄い壁で狭い部屋。心室の壁は分厚くスペースが広い部屋
一般的な家の作りでも単語として
「房」は壁が薄く「室」は壁が厚い
房は小さく、室は広い。って覚えます。

血液の流れ。一言で言うと=全身→右心房→右心室→肺→左心房→左心室→全身。って感じで循環

動脈血、静脈血

左が動脈血、右が静脈血

下が動脈血、上が静脈血


画像引用元

1:全身でつかわれて酸素が空になって戻ってきた静脈血(イメージは青い血)は、上下の大静脈から右心房に流れ込みます。

2:右心房の血液は三尖弁(さんせんべん)を通って右心室におくられます。

3:右心室から肺動脈を通って肺へ血液が送られます。

※注意:心臓が起点なので中身に酸素がなくても動脈という呼び方。学術的な矛盾(笑)

(東京駅から出発した空っぽな下り線の電車をイメージ)

4:肺で二酸化炭素と酸素を交換してくれます。フレッシュな血になります(イメージは赤い血)。

※肺で酸素を取り込んだ後、左右の肺から各2本ずつの肺静脈を経て左心房に入ります。

※心臓から出て、肺に入り。さらにまた心臓に戻るルートなので静脈とよばれます。

でも血液の中身には酸素が入っています、イメージは赤い血です。学術的な矛盾(笑)

(東京に出勤する朝の満員電車の上り線をイメージ)

5:酸素を含んだフレッシュな血液が左心房に流れます。

6:左心房から僧帽弁(そうぼうべん)を通過して左心室におくられます。

7:左心室がめっちゃ強く収縮して酸素を含んだ血液を大動脈弁を通して大動脈から全身に送ります。

なので、いちばん左心室が筋肉量がある。


画像引用不明

心臓の神経の話


画像引用元

心臓の神経は心臓神経叢、心臓神経節といいます。そのまんまですね。こちらの神経におくられる信号をコントロールしましょう。

自律神経は心臓の洞房結節につながっております

心臓交感神経:ノルアドレナリンをだします。心拍がはやくなります。
心臓副交感神経:副交感神経は迷走神経が心臓に接続すると名前が変わります。アセチルコリンをだし心拍がおそくなります。

どちらも、心臓に達した段階で、心臓交感神経、心臓副交感神経という名前で呼ばれています。

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