酸性、中性、アルカリ性

洗濯

洗濯や掃除で重曹とかクエン酸とか使ってる人いますか?環境負荷が低い洗濯方法と言われています。


画像引用元記事

https://daiichisekken.co.jp/howto/nc/

血液で汚れた場合

血液は通常pH7.4程度の弱アルカリ性です。ケトン体が増加すると、血液は酸性に傾きます。

アルカリ性のもの

苛性ソーダ

苛性ソーダ(かせいソーダ、英: caustic soda)
化学式 NaOH
pHは12
「毒物及び劇物取締法」によって劇薬に指定されている
薬局等にて印鑑と身分証明書があれば購入可能であるが、水酸化ナトリウムは大変危険な薬品です。
水にいれると突沸する。爆発の可能性もあり。
無機化合物
水酸化ナトリウム(すいさんかナトリウム、英: sodium hydroxide)は、ナトリウムの水酸化物であり、
常温常圧ではナトリウムイオンと水酸化物イオンからなるイオン結晶である。

過炭酸ナトリウム

過炭酸ナトリウム
Na2CO3·1.5H2O2

PH10.5
弱アルカリ性

油汚れの掃除にとても向いています。
お湯2Lに過炭酸ナトリウム大さじ1杯を混ぜた洗浄液でふく

茶渋落とし
洗濯槽の掃除

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダは、PH9.8とアルカリ度が高い
セスキ炭酸ソーダは、重曹と炭酸ナトリウムで構成された「アルカリ剤」

セスキ炭酸ソーダは味の素のような見た目

重曹

重曹は弱アルカリ性 ph8.4
NaHCO₃

正式名称
炭酸水素ナトリウム(たんさんすいそナトリウム、英: sodium hydrogen carbonate)
別名
重炭酸ナトリウム(じゅうたんさんナトリウム、英: sodium bicarbonate、ソディウム バイカーボネイト、ビカ)
重炭酸曹達(ソーダ)、略して重曹

ナトリウムはドイツ語と英語で違う。
ドイツ語では Natrium、英語では sodium

カリウムも呼び名が違う
ドイツ人はkaliumと名付けた。そのため日本ではカリウムという。英文ではpotassium

皮脂汚れの除去に重曹は効果的

重曹は洗う前につけておく。黄ばみやシミを落とす効果がある。約40度のぬるま湯に小さじ1杯の重曹を入れ、よく溶かします。そこに衣類を浸し30分置いた後洗濯する

物理的な効果。こびりついた汚れなどを重曹の細かい粒子が剥がして落とすというこすり洗い

酸性のもの

クエン酸

クエン酸は酸性です。citric acid
化学式: C₆H₈O₇
ph2.3 酸性

クエン酸は、柔軟剤代わりになる。衣類の黄ばみを防いでくれます。使用量「小さじ約1杯」

クエン酸は洗い終わったあとのすすぎで入れる。すすぎが始まったらクエン酸小さじ約1杯を洗濯槽に直接入れる

酸性の「酢」でも同じ効果

尿の汚れに効果がある。猫のおしっこの匂いなどに。

重曹+クエン酸+水

重曹とクエン酸を水でまぜると
NaHCO₃ + C₆H₈O₇ で 
H₂O (water) + C₆H₈O₇ (citric acid) + NaHCO₃ (sodium hydrogen carbonate) -> CO₂ (carbon dioxide gas) + H₂O (water) + NaC₆H₅O₇ (sodium citrate)
3NaHCO3 + C6H8O7 → 3CO2 + 3H2O + Na3C6H5O7
3NaHCO₃ + C₆H₈O₇→ 3CO₂ + 3H₂O + Na₃C₆H₅O₇
二酸化炭素 と 水と クエン酸ナトリウムが生成される。 ナトリウムはしょっぱみ=塩分なので、とりすぎないようにする。

アルカリ性の薬剤

の一覧で、アルカリが強い順に並べています:

カルシウムオキシド (Calcium Oxide) – 強いアルカリ性を持つ物質で、生石灰として知られています。
ナトリウムヒドロキシド (Sodium Hydroxide) – 一般的に「苛性ソーダ」として知られ、強力なアルカリです。
カリウムヒドロキシド (Potassium Hydroxide) – カリウムの塩であり、強アルカリ性を持つ化合物です。
アンモニア (Ammonia) – アンモニア水は弱いアルカリ性を持ちますが、濃度によって強度が異なります。
カルシウムカーボネート (Calcium Carbonate) – アルカリ性を持ちますが、中程度の強さです。
セスキ炭酸ソーダ (Sodium Sesquicarbonate) – 比較的弱いアルカリ性を持つ化合物です。
過炭酸ナトリウム (Sodium Percarbonate) – 比較的弱いアルカリ性を持つ酸素系漂白剤です。
この一覧は一般的なアルカリ性薬剤の例であり、使用目的に応じて選択されます。アルカリ性薬剤は清掃、水処理、化学反応、洗剤などさまざまな分野で使用されています。

酸性の薬剤

の一覧で、酸性が強い順に並べています:

フルオロアンティモン酸 (Fluoroantimonic Acid) – 世界で最も強力な超酸として知られ、非常に強力な酸性を持つ化合物です。
カロウス酸 (Caro’s Acid) – 強力な酸性を持つ酸化剤として使用されます。
硫酸 (Sulfuric Acid) – 一般的な酸性で、強力な酸の一つです。
硝酸 (Nitric Acid) – 強力な酸性を持つ化合物で、化学反応や腐食のために使用されます。
塩酸 (Hydrochloric Acid) – 一般的な酸性で、多くの工業プロセスで使用されます。
酢酸 (Acetic Acid) – 酢酸は一般的な有機酸で、比較的弱い酸性を持ちますが、食品調理や酢の主要成分です。

酢酸(Acetic Acid)のpHは通常、約2.4から3.4の範囲にあります。これは酢酸が酸性を持つことを示しています。酢酸は食品調理や食品保存、さまざまな産業プロセスに使用される一般的な酸であり、そのpHは濃度や使用用途によって異なる場合があります。

これらは一般的な酸性薬剤の例であり、酸性度はpH値などで測定されます。酸性薬剤はさまざまな目的で使用され、化学、工業、医療、食品加工などの分野で重要な役割を果たしています。酸性薬剤の取り扱いには注意が必要であり、適切な安全対策をとることが重要です。

酸性とアルカリ性の化合物の一覧で、それぞれのpHレベルも含めたものです。pHは、酸性(0から6.9未満)からアルカリ性(7から14)に向かうスケールで測定されます。

酸性の薬剤:

フルオロアンティモン酸 (Fluoroantimonic Acid) – 酸性(極めて強力)
pH: -14
カロウス酸 (Caro’s Acid) – 酸性
pH: 約 -1
硫酸 (Sulfuric Acid) – 酸性
pH: 約 0
硝酸 (Nitric Acid) – 酸性
pH: 約 1
塩酸 (Hydrochloric Acid) – 酸性
pH: 約 1
酢酸 (Acetic Acid) – 酸性(比較的弱い)
pH: 約 2.4 から 3.4(一般的な濃度)

アルカリ性の薬剤:

カルシウムオキシド (Calcium Oxide) – アルカリ性
pH: 約 12
ナトリウムヒドロキシド (Sodium Hydroxide) – アルカリ性(強力)
pH: 約 13
カリウムヒドロキシド (Potassium Hydroxide) – アルカリ性
pH: 約 13
アンモニア (Ammonia) – アルカリ性
pH: 約 11.6
カルシウムカーボネート (Calcium Carbonate) – アルカリ性
pH: 約 8.2
セスキ炭酸ソーダ (Sodium Sesquicarbonate) – アルカリ性(比較的弱い)
pH: 約 9.5
この一覧は一般的な薬剤のpH値の一例です。pH値は濃度や温度によっても変化する場合があります。特定の用途に適したpHを選択する際には、正確な測定と注意が必要です。

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