自己催眠トレーニング。自律訓練法の箸休め

自律訓練法は、決まりきったことしか言わないので、ちょっと飽きちゃう側面もあると思います。

そんな時は、趣向を変えて、自分が、カリスマ催眠術師になったつもりで、自分に催眠をかけてみましょう。

仕組みは、自律訓練法と共通なので・・。催眠術は、演出の要素が多くて、自律訓練法は、ストイックに、必要最低限のワードだけ抜き出した感じですよね。

自己催眠トレーニングって、もちろんうまくいかなくてもいいんです。重感と温感をイメージしているだけで、脳幹、間脳の自律神経には効果がでていますので、体は自分の自律神経によって回復治療されています。

やるだけで得をしているんです。

演出と趣向替えで箸休め感覚で楽しんでくださいね!

全体の流れ

「催眠誘導」まずは催眠にかかりやすい状態にします。
「催眠導入」カウントダウンで集中します。
「催眠暗示」そのあとに自分でをかけます。
「催眠覚醒」交感神経をめざめさせてスッキリします。

椅子に深く腰掛けたり、布団にねっころがったり姿勢をラクにしてください。

それでは下の音源を再生しながら、下のスクリプトを読んで、最初は流れを掴んでください。

プレーン自己催眠スクリプト、自己暗示パートは無音になっています。

http://fmseitai.sakura.ne.jp/mp3/self-hypnosis.mp3

ちょっと長いバージョン

http://fmseitai.sakura.ne.jp/mp3/selfhypno726.mp3

「催眠誘導」

深呼吸

A↓↓↓↓↓↓
>>>>>>

ゆっくり深呼吸をします。3秒ぐらい

鼻から吸って・・・ゆっくり口から吐きます。3秒ぐらい

息を吐き出すたびに、体の力が抜けていきます。3秒ぐらい

鼻から吸って・・・ゆっくり口から吐きます。3秒ぐらい

だんだん力が抜けていきます。3秒ぐらい

鼻から吸って・・ゆっくり口から吐きます。3秒ぐらい

重感

B↓↓↓↓↓↓
>>>>>>5秒間無音

だんだん力が抜けて体が重くなっていきます。3秒ぐらい

あなたはいま、きれいな砂浜の上にいます。3秒ぐらい
潮の匂いがしてとっても心地良い気分です。3秒ぐらい

足がどんどん砂に沈んでいきます。3秒ぐらい
足が鉛のように重くなります 3秒ぐらい
足に力が入らなくなります。3秒ぐらい

足のつま先から、頭のてっぺんまで
下から上にだんだんと力が抜けていきます。 3秒ぐらい

温感

B↓↓↓↓↓↓
>>>>>5秒間無音

両手を向かいあわせます 3秒ぐらい
人差し指と親指がだんだん温かくなります。3秒ぐらい
手のひらもどんどん温かくなっていきます。3秒ぐらい

目の前に大きな薪の焚き火がパチパチと音をたてて
ゆっくりと燃えています 3秒ぐらい

焚き火に手をかざしてみましょう 2秒ぐらい
手がだんだん温かくなります 3秒ぐらい

だんだん身体中があったまってきます。3秒ぐらい
いまは体中がポカポカ温かい。

「催眠導入」

C↓↓↓↓↓↓
>>>>>>5秒無音

これからあなたは、深い催眠状態にに入っていきます。3秒ぐらい

いまから数字を数えます。3秒ぐらい

その数字のカウントダウンと一緒に乗っているエレベーターが、体の深いところに沈んでいきます。3秒ぐらい

10 9 8 7 6 5 4 3 2 1・・・・ ←1秒ごとカウントダウン

いま、あなたは、とても気持ちのいい催眠状態に入っています。3秒ぐらい

※ここまでで脳の準備ができました。とっても集中できています。すごくリラックスできているので

ここまでくると意識がトロ~ンとしてくれば、上級者、してこなくても、体への治療効果は出ていますので楽しんでください。

催眠の暗示が入りやすいのでチャンスです。さっそく、催眠暗示をかけていきます。

「催眠暗示」

C↓↓↓↓↓↓
>>>>>>>>>>>5秒無音

あなたのお気に入りの暗示文を自分にささやきかけるように、ゆっくりと唱えていきましょう。3秒ぐらい

暗示文を繰り返し繰り返し自分の中で唱えましょう。3秒ぐらい

>>>>1分間無音休憩。聞いてる人が唱えてる時間

それでは、催眠暗示を自分にかけます。

あらかじめつくっておいた暗示文を頭のなかで繰り返し繰り返し唱えましょう。

暗示文はこちらで、説明しました。

暗示構文の作り方。自己催眠

B↓↓↓↓↓↓
暗示したイメージは、あなたの潜在意識と
体の細胞のすみずみまでいきわたっていきます。3秒ぐらい

イメージが体の中に染み込んでいきました。3秒ぐらい

「催眠から覚醒」

A↓↓↓↓↓↓
>>>>>>>>>>>5秒無音

それでは、いまから目を覚ましていきます。3秒ぐらい

1から10までゆっくり数えていきます。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ←1秒ごとカウントアップ

大きくのびをしてゆっくり目をあけましょう。

別 WAVファイル あとで編集する

体にエネルギーがみちあふれている 3秒ぐらい
とってもいい気持ちです。3秒ぐらい
とても気持ちがいい。3秒ぐらい

別 WAVファイル あとで編集する

とてもリラックスしています 2秒ぐらい
とても気持ちがいいです 2秒ぐらい
とても集中しています 2秒ぐらい

全体の流れまとめ

1. 深呼吸を繰り返す、何回か深呼吸してリラックス

 腹式呼吸で副交感神経アップで準備する。

2. 体の重さを感じたり、
体が温まるところを想像して、
よりリラックスした状態になる。自律訓練法と同じ要領

ゆっくり10から1まで数を数える。

3. 事前につくった暗示文を繰り返し唱える。
「○○すればするほど△△になる」という構文がおすすめ。

4. 1分間暗示の感覚を味わったら、最後にゆっくり1から10へ数えて目をさましましょう。

楽しんでいただけましたか?。典型的な催眠術のエッセンスの生理現象だけを抜き出したのが自律訓練法なので、催眠術もほぼ同じになりますね!。

催眠の凝視法について書きました。次の記事

凝視法

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