糖質と脂肪を取りたい本能。餓死の話

【ご注意】

誤解、勘違いされないように書いておくと、この記事の話は、『糖質はわるものだ!がっちり糖質制限しましょう』って言おうとする話じゃないですよ。

ぼくは、そういうこだわりないし、ストイックマンではありません。

いかに『人間は本能に逆らえない』生き物かがわかるか?っていうのを身近な例で例えて「そうだね!本能って人間を突き動かしているすごいパワフルなものだね!」共感していただきたいという趣旨です。

人間は本能に逆らえないという話をします!

人間はどうしてもどうしても、甘い味がもとめる体に出来てて、糖分糖質甘みが体にわるいってわかっていても、本能に逆らえずにどうしても摂取しちゃう。それはなぜなのか?って話をしますね。

やっぱ人間にとっての一番の危険は、むかしは餓死でしょう。動物はつねに餓死の危険と戦っていた。

人類は、最初は狩猟採集生活だったから、昔の人類って狩猟の時代はそうとう餓死率高かったはず。

で、餓死しないいちばんの対策はハイカロリーな食べ物をゲットすること。

で、ハイカロリー食べ物の代表といえば、糖分と脂肪分でしょう。大昔でいったら果物と獣の脂身だったでしょうねー。ハイカロリーフードをゲットすれば当分、1週間くらいは餓死しない。

だから、動物である以上、糖分と脂肪分を欲しがるのは本能。

糖質制限系の人が、

糖質はいっさいとらなくても『脂肪から作られるケトン体で補える』って言ってますよね。たしかに、栄養的には補えますよね。

現代人も肉食生活するのが、理にかなってるって言いますよね。

でも現代人の体は、糖分、甘みを本能的には求めちゃいますよね。

●なくても死なないっていうのと
●目の前にあってもほしくならない 

という2つはイコールにならないからね。

古代人類だって、芋の栽培を発明して、効率的に芋をとれるようになって、炭水化物=糖分を摂取して餓死しないですむようになった。炭水化物は救世主だったはずだよね。

狩猟で原野を駆け巡らなくても効率的に生き残れるようになって、頭を使う時間的余裕ができて、脳が進化してきた。ていう側面だって無視できないよね。

糖質=人類の進化

な面がある。

でも、進化した現代人類になっても糖質をもとめる本能をストップすることができない。それが現代病の原因って面白いよね。

次の記事は、糖分、甘みって、動物にとってどれくらい、欲しくて欲しくてたまらない!って脳のシステムに組み込まれているかご紹介しますね。

次の記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加