「学習性無力感」自己無力感

私の悩みは、コタツに入って時間を無駄に過ごしてしまうことです。

パソコンを使って、人の役に立つメルマガを書いたり、資格の勉強をしたり、外に出たり、有意義に過ごしたらいいのに。

なぜこんな無駄な時間の使い方をしてしまうのか?自己嫌悪してしまいます。この気持ちつらい感覚

いっときの心地よさと楽な気持ち。引き換えに、時間を無駄にしてしまった罪悪感。

自分には何も出来ない…みたいな感情を表す言葉はありますか?

はい、「学習性無力感」という言葉があります。

学習性無力感:

ストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、「何をやっても無駄だ」と感じ、行動を諦めてしまう状態を指します。

その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象

ブラック企業に雇用され低賃金で過酷な労働を強いられ続けながらも自ら進んで退職しない現象

心理学者セリグマンによる研究で知られています。

動物でなく人間においては、集団的無力感も起こり、小さなグループが解決不可能な問題に対して無力となった場合に、他のグループさえも問題の解決を図らなくなる。

自己無力感:自己効力感の対義語に近く、「自分には能力がない」と感じることを意味します。

どちらも、挑戦する意欲を低下させる要因になり得ます。

これらは、自分には何もできない、状況を変える力がないという感情を表します。特に、問題解決の能力に対する自信が失われている状態を指します。

自己無力感に関連する似たような言葉として、以下のようなものがあります。

無気力感 – 何をする気にもなれない状態

自己否定感 – 自分の価値や存在を否定してしまう感覚

敗北感 – 失敗や挫折によって生じる無力な気持ち

無価値感 – 自分には価値がないと感じること

虚無感 – 何をしても意味がないと感じる心情

いずれも自己無力感と関連があり、状況によって使い分けられます。

自己肯定感と自己効力感

チクセントミハイによる”フロー”論

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