膝を治す視点でのつま先あげの体操
膝を治す視点でのつま先あげの体操
ポイントは、足の指からあげはじめること。
足の親指、第一趾からあげはじめることがいちばん大事です。
足の親指、第一趾をそらす筋肉
正式名称:長母趾伸筋
長母趾伸筋のズーム図
足の親指、第一趾って、めっちゃ神秘の足指=趾なんですよ!
のちのちくわしく話ますが、ここを意識すると全然ちがうんです。
第一趾をあげたら、のこりの第二、第五趾までをもちあげます。
長趾伸筋の画像
これが、のこりの4本指をそらせる筋肉です。
第一趾だけは、特別に一本の筋肉になっていて、のこりの4本はまとめて4本で一本の筋肉になっています。
長母趾伸筋も前のスネからでて
長趾伸筋も前のスネからでているので、ちゃんと前脛骨筋に効かせることができるのです。
前脛骨筋の図
前脛骨筋に効かせられれば、大腿直筋にも効かせられるのです。
大腿直筋の図
で、ここまで見たら、足の親指=第一趾からの動きを骨盤につなげられました。
そしたら、膝をみてみてください。
膝の図
大腿直筋が筋腱を通じて、膝蓋骨、そして脛骨につながっていますよね!そうすると膝がゆるめられるんです!
前脛骨筋と大腿直筋をゆるめことが、一番大事!
だから、膝によく効くのです。
骨盤がうごくことにより、ハムストリングスをゆるめることができる。
そうすると、骨盤と、スネの間の筋肉をゆるめることができる
つまり、膝をゆるめることができるのです!
足首のねじるなどもつかってください。
背筋の緊張も、肩甲骨などもつかってください。
力を抜いてからが、治療の本番になります。よくやすんでください。