催眠術師が「◯◯をじーっと見てください」というのを聞いたことありませんか?
例としては
「私の目を見てください、」
「このペンを見てください、」
「私の手の真ん中を見てください、」
などなど言って見つめさせて
じーっと集中して見つめていると
「だんだん、まばたきが増えていきます、まぶたが重い・・もう目がひらかない!」
「体がどんどん重くなっていきます。もう動けない!」
とか言うあれですね^^。そういうのみたことあると思います。
これは催眠術でよく使われる『凝視法』と呼ばれるテクニックです。
暗示をかけられる人の意識を催眠術師に狭め、暗示に集中させる、催眠術の技法です。
これを自分で自分にやってみましょう!
凝視法とは
凝視法はひとことで簡単に言うと
一点の物に集中し
視野を狭くし
集中力を高める手法です!
凝視法はとても簡単です、暗示文の前に視線を何かに集中するだけです。
集中すると、周りがみえなくなってしまう。あれです。
例えば人が何かに夢中になっているときは、あなたがその人を呼んでも気づかない。そんなことありますよね。
それと同じ生理現象です。
人は一点を見つめたときに視野が狭くなり、見つめている対象以外がぼんやりとしてきます。意識がすごく集中しちゃってるってことですね。
なぜ、凝視することで集中が起きるのか?
人はある一点の物を集中してみると、視野がせまくなり視野狭窄(しやきょうさく)を起こします。視野狭窄とは英語でトンネルビジョンと言います。
視野が狭くなると、さらに意識も狭くなっていき意識狭窄(いしききょうさく)が起こります。
意識狭窄とは意識が狭くそれだけしか見えない気づかないという状態です。
この生理現象を活用しましょう!
普段、日常生活では、視野を広く。意識も広く、まわりを見渡して、広い目線で生活したほうがよいですが
あなたのひとりきりの時間に、自分の暗示を入れる時に、
わざと視野を狭くしましょう!、猛烈に集中力が上がります、
自分で催眠の暗示をいれるのに適した、フル集中の状態にすることができるのです。
見るものはなんでもいいんですけど
ぐるぐるした動画を作りましたので、こちらで試してみてください。
これの理屈がわかって慣れてきたら、人に催眠術をかけることができるようになりますよ。
余興に催眠術師の人の催眠術を見てみてください