チーズの種類

カッテージチーズとは

もともと自然に酸敗した乳からつくられたといわれており、世界最古のチーズの一つです。

「カッテージチーズ」の産地は、イギリス、またはオランダといわれています。

生乳から乳脂肪分を取りのぞいた脱脂乳を原料に作られるチーズ。

脂肪分を除去しても、たんぱく質やカルシウムなどの栄養成分はそのまま残されている

カッテージチーズの製法

温めた脱脂乳に乳酸菌を加えた後にレンネット(凝乳酵素)を加えて、
カゼイン(主な乳たんぱく質)が凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去したものをカードといいます。

そのカードをカッティング後、さらに加熱し、カード粒を水洗いしたのちに水を切ったものが「カッテージチーズ」となります。

うらごしをしてなめらかなタイプの「カッテージチーズ」も生産されています。

リコッタチーズとは

産地は、イタリア

チーズ製造時に出てきた水分=ホエイ(乳清)を加熱して固めます。
名前の由来はリコッタ「二度煮る」という意味からきています。

ホエイ(乳清)から製造するので低脂肪なのが特徴です。

さっぱりした味で、やわらかで口当たりが良く、ミルクの自然な甘さが残っています。
日本では法令上の種類別名称が「チーズ」ではなく、「乳又は乳製品を主原料とする食品」になります。

リコッタの製法

通常のチーズ製造では、温めたミルクにレンネットを加え、凝固したたんぱく質を分離してチーズにします。
リコッタは、その際できたホエイ(乳清)を再度、高温で加熱し、熱で凝固して表面に浮かんだたんぱく質をすくって集め、軽く水分を切ります。

パネラチーズとは

...

産地は、メキシコ

パネラチーズは小さいかごに入れられて水切りをし、昔はそのまま持ち運びしたり、売られていたからかごの模様がついたものがある。
小さなカゴに入れて水切りするのでカゴの形が付いています

名前の由来はパネラ(パンを入れるかご)説と
先住民時代からあるサトウキビ汁から作られる天然砂糖、ピロンシージョの形(コーン型)や
イベリア半島に残る昔からのフレッシュチーズに由来がある説がある。

パネラは熟成期間を持たせないフレッシュチーズで、牛乳を固まらせただけのもの。

他のチーズが40%もの脂肪を含むのに比べ、パネラは脂肪が16~26%のみ

保存用ではないため薄めの塩味になっている。

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