『内臓と筋肉って関係あると思いますか?』
背骨から出てる神経が、筋肉も内臓も動かしているんだから
肩こってくると、脳、肺、心臓に影響ある
腰がいたくなると、胃、腸に影響あります。
当然といえば当然ですね。ですので
答え:内臓と筋肉って関係あります。
自律神経って、交感神経と副交感神経の2本の神経のこと。すごく簡単にいうと体の中身、内臓をうごかしている神経です。
目次
胃腸小腸につながる交感神経の図
腹腔神経節 Celiac nerve (別名:太陽神経叢 Solar plexus)←交感神経です
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みぞおち辺りにある黄色いタコ足みたいなのがそうです。
胃や小腸を管理している自律神経の出どころが、胸椎あたりです。
この腹腔神経という交感神経が活発になると便秘になります。便秘の人は腹腔神経を休めるイメージをしてください。
この腹腔神経という交感神経が休みすぎると下痢になります。下痢の人は腹腔神経を活発化させるイメージをしてください。
イメージ仕方↓
この腹腔神経という自律神経が出てくる場所は、みぞおちのあたりから出てる神経です。ここに手を当てながら
便秘の方も、下痢の方も、お腹が痛い人も、腸の具合がわるい人も『腹腔神経が私にとって適切にはたらいている』って唱えてください。
自律訓練法を行うと、この胸椎まわりの筋肉が自動的にほぐされ肋間筋と横隔膜がやわらぎます。
交感神経と副交感神経のバランスがとれるようになります。
胃と小腸がいい感じになりますよ。
内臓の交感神経と副交感神経の割合
脊髄から出てる胃など内臓の支配神経
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sympathetic Nervous System シンパテティックが交感神経 です。共感する、好感できる の シンパシーのシンパテティックです。
筋肉と内臓の大きな違い
手足の筋肉は、随意筋って言って、瞬間的に動かそうと思って動かせる。
胃や腸、心臓などの内臓は不随意筋って言って、自律神経が勝手にうごかしてるので、脳で動け!って言ってもその瞬間的に思い通りには動かせない。
筋肉を動かす神経と内臓を動かす自律神経の共通点
同じ脳からはじまり背骨を通ってきている神経という意味では、おおもとは同じケーブルでつながってるんです。
脳というコンセントから、タコ足配線してるみたいなイメージです。
自律神経についてもうちょっと詳しく書きました。次の記事も読んでください。