瞳孔が大きく小さく。交感神経と副交感神経

目を大事にしていますか?

夜にスマホ見たりしたら、ブルーライトが目に”カッ!!!”となって「まぶしいぃ~~!」ってなっちゃいますから、夜はスマホは見ちゃいけませんね(笑)。

今日は、目の話です。

現代人の目の働きはあべこべ

あなたはイメージとしては

遠くを見る時休んでいる。リラックスさせる時に遠くを見て、目を休ませてるから、だから副交感神経だよね??

近くをみるとき、緊張している。スマホとかパソコンを見て、集中して仕事をしているから、だから交感神経だよね??

って思っていませんか?はい、昔、ぼくもそう思っていました。

実は現代人の考えてること、やってることは、目の働きとしてはあべこべで逆なんです。

ずーーーっと、ストレスを感じて近くを見つづけなくちゃいけないのは現代人だけです。

そのために、”リラックスするために遠くを見なきゃいけない”という逆転現象がおきてるんです。

本来の動物の目の使い方

本来の動物の目の使い方は

獲物を探しているとき、しとめようとねらってるとき→遠くをみる。→交感神経

食べ物を食べているとき、ヒナに餌をあげてるとき、近くをみる。→副交感神経

どんぐりの実を剥いてたりした距離感が40cmくらいなんでしょうね。

そういうときは落ち着いて手元作業ができる環境にいるってことですもんね。

落ち着いている時間には副交感神経優位になります。副交感神経優位になると、虹彩がとじて、瞳孔がちいさくなり、近くを見やすくなる。という仕組みです。

精神状態が肉体状態を変化させる仕組みです。

哺乳類とか鳥類など、ほぼすべての動物に共通します。鳥類とかも鷹とかも同様です。

肉体状態から精神状態を変化させる逆のパターンもありで

近く見ることにより、自律神経バランスを、副交感神経優位にして、リラックスしてしまうという生理現象を起こすことができます。

目の生理現象を詳しく

身体や心理状態に応じて瞳孔の大きさがかわります。

目の瞳の真ん中は瞳孔です。真ん中の真っ黒な部分です。

で、その真っ黒な部分のまわりのドーナツ部分を虹彩といいます。

「目の色が綺麗だね」って言われる部分、「カラコンで青にしてみました」の部分が虹彩です。

虹彩wiki

虹彩は、動眼神経というのが動かしています。

瞳孔大きく開く 交感神経 遠くを見る
瞳孔小さく閉じる 副交感神経 近くを見る

というふうに覚えてください。

虹彩を動かす筋肉の動き

瞳孔散大筋 交感神経
瞳孔括約筋 副交感神経

水晶体を動かしているのは

毛様体縦走筋 Bücke 筋 交感神経  
毛様体輪状筋 Müller 筋 副交感神経 

人が物を見るとき

遠くを見るときは、交感神経が働きます。 毛様体縦走筋と 瞳孔散大筋 が収縮、瞳孔が大きくなる。

逆に、

近くを見るときは、副交感神経が働きます。 毛様体輪状筋と 瞳孔括約筋 が収縮、瞳孔が小さくなる。

余談:ベラドンナの働き

昔の貴族の女性は、目をキレイに見せるために、ベラドンナという薬草を使っていました。軽い毒草です。目に目薬として差していました。

ベラドンナ(オカナスビ)はアトロピンという毒を含んでいます。アトロピンの働きは、副交感神経の働きを抑えます。

アトロピンは副交感神経優位にする神経伝達物質アセチルコリンを阻害する物質です。副交感神経になれないから、交感神経優位になります。

目の交感神経が優位になる。瞳孔が大きくなって、魅力的な瞳になるという趣旨で使われていました。現代のドーピングみたいなものですね。

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