肩のアウターマッスル
肩のアウターマッスルの代表例は三角筋ですね!
三角筋
ローテーターカフ
ローテーターカフと呼ばれる筋肉(腱板)をもつ4つの筋肉たち
肩甲下筋。棘上筋。棘下筋。小円筋、腕がはずれないように固定する働きです。
肩甲下筋腱(けんこうかきんけん)
棘上筋腱(きょくじょうきんけん)
棘下筋腱(きょっかきんけん)
小円筋腱(しょうえんきんけん)
この4つの筋肉の腱が集まって腱板を構成しています。一般的にこの4つの筋肉をさしてローテーターカフと言います。
日本語にすると、『回旋筋腱板』で、ようするに上腕骨がすっぽぬけないように、あとは上腕骨を回旋させるはたらきをしてくれる筋肉の筋腱板を総称して呼んでいるものですね。
ローテーターカフって名前よく聞きますけど、ローテーターカフという名前の一個の関節や筋肉があるわけじゃなくて、
肩甲骨にはりついている4つの筋肉の腱板を総称して、ローテーターカフと呼んでいる俗称。ということみたいですね。おもにスポーツの人が使ってる単語ですよね。
腱板とは
腱板の「腱(けん)」というのは、筋肉が骨にくっつくところの白くスジっぽくなった部分を言います。
筋肉はご存じの通り赤く、伸び縮みする組織です。その筋肉が骨にくっつくところは、伸び縮みするというよりは筋肉の伸び縮みの力を骨に効率よく伝えるために、ある程度かための線維(スジ)になっています。
この腱が集まって板状になっている場所を腱板と呼びます。
肩甲下筋腱(けんこうかきんけん)
棘上筋腱(きょくじょうきんけん)
棘下筋腱(きょっかきんけん)
小円筋腱(しょうえんきんけん)
わかりやすいアニメーション
肩甲骨とローテーターカフの筋肉
Shoulder Anatomy Animated Tutorial
ローテーターカフの体操
上腕骨をまわしてほぐす
肩甲骨と胴体って人間の体で、唯一関節でカポってはまっていない関節なんです。肩甲骨ってめちゃおもしろいですよね。筋肉と筋肉でつりさがっているだけなんですよ
前鋸筋と僧帽筋と肩甲下筋と大胸筋などで筋肉で抑えられてるだけなんです。
筋肉は横方向に入れ違いに肩甲骨にペタってくっついているんです。おもしろいとおもいませんか?
肩甲骨はscapulaスキャプラと呼びます。
肩甲骨寄せの体操
肩こり体操です。
肩甲骨寄せの体操
寝っ転がり仰向けになり、右肩を頭方向(上)に、左肩を足方向(下)にずらします。
右足は膝を少し曲げて胴体方向=頭方向(上)にあげる、左足は足首を立ててかかとを足方向(下)に伸ばします。
伸ばしてる足と同じ方向の手のひらは天井むけにあおむけ 逆の方の手は、床に手のひらをつける
このとき顔は少し左に向かせ、肩甲骨を寄せるイメージを意識していきましょう。
同じように逆もやっていき、逆方向も行う。
終わったら背中を伸ばしてリラックス~
おまけ
ulnar nerve 尺骨神経
radial nerve 橈骨神経
も動かすとさらによくなりますよ!