今日は、ぼくの好きな聖書の言葉を紹介します。
ヘブル語の注釈 参考リンク
The Lord gave and the Lord has taken away.
主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。(ヨブ1:21)
Job 1:21New American Standard Bible (NASB)
“Naked I came from my mother’s womb,
And naked I shall return there.
The Lord gave and the Lord has taken away.
Blessed be the name of the Lord.”
日本語の意味は、藤田流に訳すと
「私たちは、母の胎内から、裸でやってきた。そして、死ぬ時も、裸で帰ろう。」
「生きるためのものは、すべて神が与え。そして、死ぬ時のために、神がすべてを奪っていく」
神の名前がたたえられますように。
言ってることの概要は
僕達はお母さんから、生まれてきた時は、裸で生まれてくる。
死ぬ時は、生まれてから生きてきた間に手に入れたものを、何一つあの世に持って行けない。
僕達の持ち物は、全部、神様があたえてもらったもの。
藤田はこう感じます。
神は、僕達が、手に入れたものを取り上げていきます。
普通に”なんでだよ”。”ふざけんなよ”って思いますよね。
でもそれでも『与えられたものが、また、なくなったにすぎない。』ていうふうに諦めるしかない。
人生の中で大事なものを失っていく喪失する痛みに耐えられないです。
それをなんとか、こころの中で整理するときに、こう考えよう。って言う言葉じゃないかな?って僕は感じています。
僕達の人生ってめちゃめちゃ無力ですよね。
神の計画っていう言葉をよくクリスチャンは使うけど、まあそういうのも、自分を慰める言葉だったり、自分の無力さをあえて実感するためだったり、諦めたりするための、使いやすい言葉だと思います。