人間の『緊張のON/OFFスイッチ』
3番目の体操不調体の場合
ご質問
母指球に重心をかけるとなっていたので、そうするとお尻がかなり上がってしまいます。
体が硬いので上半身90度も曲がらないです。
こういう感じでやってくださいね
↓
3番目の体操健康体の場合
前後の動き
あくまで藤田の体でのデモ体操をご紹介します。
イラスト図解
仙骨バランス体操の3番目の体操の補足を藤田が手書きでイラスト図解しましたので、まずこちらをご参照ください。
3番目の前後体操のポイント
ご購入者さんの多くがそうだと思いますが、90度に曲げたり深くかがみ込んだりすることが目的ではありません。
体硬くてもOK。ちゃんと前後のバランスが楽しむのが主目的です!
三半規管を楽しませてあげてください!!。
吐く呼吸で動かしてあげてください!!。
深くかがむのは、あくまでも楽しみのひとつです。
僕の写真のこの状態でもOKなんです。
わかりやすく言うと、『ちょっと落ち込んでる原始人』をイメージしてください。
膝をゆるめる
股関節もゆるめる
背中もゆるめてまるめる
首もゆるめる
この4点を守ると、ちゃんと『ちょっと落ち込んでる原始人』になれます。どこかが、張っていると、現代人の雰囲気がのこってしまいます。
3番目の体操のやり方
スタンバイポジション
耳、腰、股関節、くるぶし。が一直線になっているイメージで垂直だちをしている状態。
とはいえ、とはいえ、腰痛、肩痛のかたがこのページをみているわけですので
垂直だちが、ほんとに物理的な垂直だちになっていることがおおいです。
前に傾いていたり、腰がそっていてアーチ状になっていたりするパターンですね。
準備モードの動き出し
お尻をすこし後ろに突き出すようにすると、自然とこの準備モードのポーズになります。
※画像だと、背中は背筋ピーンになってますが、よくまげてあげてください。
人によっては、深い前屈ができないほど、体、背中がかたくなっていますので、
そんなときは、これくらいが、ちょうどいいんです。この準備段階のポーズのみで、じゅうぶんに効果を味わえます。
膝をゆるめる
股関節もゆるめる
背中もゆるめてまるめる
首もゆるめる
はい、ご自身で体の硬さを感じる。腰のハリを治すには、これだけでじゅうぶんです。
これ以上は動かさないでください。
出来上がりポーズ
腰痛の重症な方はここまでやらないでください
重症な方をのぞく、「やや腰がいたいわー」レベルであれば、ここまで深くアーチできるとおもいます。
足のふともも前側が大変!って感じる場合は、あなたは、重心を後ろにかけすぎ。
ふくらはぎの筋肉が大変!って感じる場合は、あなたは、前側に重心をかけすぎです。
あとは、このポーズから、起き上がるところが、もっとも大事なポイントなのです。
起き上がるさいに、あることを意識できていれば、めちゃ効果的ですぐ完治レベルなのです。
起き上がるさいのモーションをよく動画をご覧になってくださいね!
よくある質問
3番目の前後の体操。ご購入者さんから質問がよくあります。『体が硬いのですが・・。』
1つ目と2つ目はやっていて、気持ちいいと思えるので正しくできてると思っているのですが、
3つ目は下に下がっていった時に太ももがプルプルしてポーズを維持するのが難しいのです。
本来なら、1つ目2つ目同様、気持ちいい、と思えるのでしょうか?やり方が間違っているのかなぁ、
私はちょっと頑張る感じになってしまいます…。前後にバランスは取っているつもりなのですが…。
『1つ目と2つ目はやっていて、気持ちいいと思える』
ってことは、やってて、この方なりの正解をみつけているわけですね。でも
3つ目は『太ももがプルプルしてポーズを維持するのが難しい』
ということなので、ちょっとちがうわけですよね。僕のどれかの動画で、太ももがプルプルする場合は、”後ろに体重をかけすぎ”
”前に体重をかけすぎだと、膝からした、ふくらはぎがプルプルする。”みたいなことを言っていた気がします。覚えている方いたら、教えてください。
ま、その動画をみなくても、↓の動画を参考に、あなたなりのいい感じポイントを探していただければOKです。このポーズが正解というのはないので
「ちょっと大変だな?じゃあ、どうしたらいいだべ??」っていう過程をたのしむゲームなので
で、「おお!ここらへんがいい感じじゃないのかな?いい気持ちじゃない」って見つけられればいいわけです。
↓の動画を見て、あと、もっと↓で言ってる、落ち込んでる原始人のポーズくらいからはじめてみてくださいねー。
知識的な補足
これボストンダイナミクスの新しいロボットだそうです。
↓
動きが完全にこの3番の仙骨バランスになってて面白いです。
お尻に重しがついてて、前の首の動きに合わせて動くところがポイントです。
二本足だと、やっぱりお尻でバランス取るのが理にかなってるんですよね。レオナルド・ダ・ヴィンチも納得です(笑)
立っているときの時間のほとんどを、真っ直ぐに立ってる人間。よっぽど感覚のするどい人でなければ前後のバランスって意識しないですよね。
しかし、人間も、意識してない無意識レベルで自分で気づかないけど、めっちゃ高度な計算が脳内でされています。
アメリカではアトラスなどがありますが、日本では激しい歩行ができる二本足ロボは作られてないですからね。ホンダのアシモのよちよち歩きレベルまでですよね(笑)2本足歩行って計算がむずかしいんですよね。
人間もロボットも肝心な部分は一緒。動くことを考えたら、やっぱりこの3番の体操の同じ作りにはなりますよね