この体操は、『バランス体操』って名前になっております。
体の中心点を意識して、身体全体を動かすことが主目的です。バランス体操のバランスは、重力、重さのバランスです。ヤジロベーをイメージしてください。
身体の骨盤の歪みとかの見た目のバランスとか、そういうのは今は考えなくていいです。結果的には、整っていきます。そういうめんどいことは、いまは考えないほうが、ぎゃくに効率がいいです。
体の重心
これは、人間の身体の重さを計ってみれば、だれでもわかる簡単な原理です。人間をボールのうえにのせればすぐわかるからですね。
体の重心。って、いろんな業種の人が、知ってて意識してるし、体のことに関わる人はみんな利用しているんですね!。
なんでお医者さんや、整骨院などの治療業界だけが、腰痛解消のために、つかわないのかなー。って不思議なくらいです。
骨が折れてるとか、中で血がドバドバでてるとか外科的に怪我してなければ、レントゲンとかとらなくても、MRIとか何億円もする機械でみなくてもいいんです。
いちばんさいしょに、やったほうがいいことは、ほんとに単純な話で、体の重心に、ふつうに体重(地球の重力)がかかるようにぶるんぶるんしてあげるだけで、めっちゃらくになるんですわ。
ぼくの提唱している仙骨バランス体操も、この重心の真ん中を中心にぶらんぶらんしてあげる体操です。
体の中心点は仙骨
体の中心点はどこ?
体の中心点は、だいたい身長を100だとして、足元から55%めのところです。
上半身と下半身で、重さで考えたら上半身の方が重いですから、上下で2で割って、多少上が重心点です。そこは、ちょうど仙骨だといわれています。
そこまで細かく考える必要はありませんが、もっとこまかく言えば仙骨の第2関節です。
でも、”仙骨に効かせる”とか、”仙骨のバランスを調整する”とか、そういうことはしません。
仙骨そのものには、グイグイアプローチしません。
というわけで、仙骨がちょうど、寝そべった場合の身体の重心の真ん中なんですね。そして、起きて立ち上がっているときに体の縦の重心線を、仙骨の位置を通したり、外したりして、バランスがドンピシャのところにきたり、アンバランスでグラグラして不安定で落ち着かない感じを楽しむのです。
ほんのすこしの時間だけ動かすことによって、脳に、バランス感覚を楽しませてあげると、身体がリラックスしてゆるんでくるのです。
身体の重心の真ん中は尻(仙骨)のあたり
今日のヤフーのトップページで、「海遊びの時はマリンシューズを履け」って記事がありました。
その記事の中で、身体の重心の真ん中は尻(仙骨)のあたりで、浮力はへそのあたり、って図がありました。
図:体の浮力の中心と重心の位置
マリンシューズを履くと重心が胸に近づくという図
今日のヤフーの記事おもしろいから、ぜひみてください。腰痛がある人のヒントになればいいです。
画像の引用元と、書いた方です。
記事、そのものは、水難事故予防の記事です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20190719-00134476/