よく自律神経って言葉聞きますよね?
クイズ:
『交感神経よりも、副交感神経優位のほうが大事だ!』
YES OR NO???
アンケートによると、読者さんの8割の人が副交感神経のほうがもちろん大事!YES ! YES ! YES! って思ってる人が多かったです。
正解:人体は、交感神経を優先してつくられています。
人体の設計として”交感神経の方が大事だ”というコンセプトで作られています。
もともと、すぐに交感神経優位になりやすいような設計なんですね。意外ではありませんか?
交感神経と副交感神経の違い
この記事では、交感神経と、副交感神経をちょっと違った視点でお話します。
交感神経と、副交感神経って、社長と副社長みたいなものです。
交感神経は専用の通路があるってしっていましたか?
自律神経は、(交感神経+副交感神経のこと)は背骨にそって通ってくるのですが
交感神経だけは背骨から出て、専用の交感神経幹という、専用通路が用意されています。
そしてそこから、15本以上神経がでています。
社長なんで、社長専用の通路があるんです。
この交感神経幹は、人間の体を開いて解剖したら、ちゃんと5mmくらいの白ぽい神経が見えるんですよ。
英語の動画ですけど、黄色い線でしめされているのが、交感神経です。
parasympathetic Nervous System パラシンパテティックが副交感神経です。para ってのが、準ずるとか、副のって意味です。
副交感神経は、脳から4本。仙骨から3本で。計7本。
専用の通路はありません。副社長だからしょうがないですね。
15本 (しかも専用通路あり) VS 7本 (他の神経と共用通路)
※出典により、本数が、前後してます。14本 VS 6本だったり。
正解:人体は、交感神経を優先してつくられています。
設計として”交感神経の方が大事だ”というコンセプトで作られています。
もともと、すぐに交感神経優位になりやすいような設計なんですね。
そうかんがえると、何か違う視点から、自分の身体をみることができませんか?
交感神経と副交感神経の図
交感神経の図
↑スクロールして見比べてください↓
副交感神経の図
次の記事で、交感神経がビンビンになると、なぜ筋肉や神経を焼いてしまうのか、説明しました。
【副交感神経】よりに、中庸にする。その方法と理由