人間=手の親指ながい。足の親指めちゃ短い
おサル達=手の親指短い。足の親指めちゃ長い
どうして入れ違いになっちゃったんでしょうか?
人間の足も最初こんなんだったんですけど、いつ頃からぜんぶ前向きになったと思いますか?
チンパンジーなどのおサル系の霊長類は、足で木の枝を掴むために親指が他の指と離れてます。
このような親指が他の指と向かい合うつくりを「拇指対向性(ぼしたいこうせい)」と呼ぶそうです。
ヒトは700万年前に樹の上での生活を完全にやめて、二足歩行を始めました。
より歩きやすいように親指が他の指と平行になり、親指の長さをのばしました。その理由が↓です。
あと、他の四本脚とかの哺乳類は親指使わないから小手の方に退化していったんですけど、人間は足で掴んだり使わないのに、大きさがデカくなったのなんでだと思いますか?
早く走ることに特化した動物は、だんだん使う指の数がすくなくなります
遅い順に 人間 5本
速い 犬猫 4本
一番速い 馬 1本
って、感じです。
この↓画像のように
人間の方がお肉で合体しているだけで、中身の中足骨は人間の方が足の指は長いんですね
人間は走るスピードは一番遅いんですけど
ヒトは足の指を伸ばすことで接地面積を増やして足を安定させたんです。楽に安定して立てるように、使う指の本数を増やした。→親指の長さを伸ばした。ということです。
面白いですね!
他の動物と西洋人は足の真ん中が長いのに、東洋人は親指が1番長くなったと思いますか?
人間の中でも、西洋人は比較的はやく走ることに特化していて、東洋人は遅く移動して、よいしょって踏ん張るのに特化したので、親指の長さの違いが生まれたはずです。
藤田説