パウロって人が話したことです
使徒の働き 20章35節
受けるよりも、与える方が幸いである
受けるよりも、与える方が幸いである
この言葉は使徒パウロが、親しかったエフェソの教会の人々に、お別れの言葉として語った言葉。
パウロは「主イエス御自身が『受けるよりは与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すように」とエフェソの人々に語りました。
ephesus エペソは 現在のこのへんです。
エルサレムからはとんでもなく離れてますね。
ちなみに、パウロはキリストの死後20年たってから、キリスト教に加入したいわゆる新参者ですが、結果的に新約聖書の後半のかなりの部分を書いている人です。後世にパウロの名前で書いたことになった書物もあり。
聖書の中の似た言葉
ルカ6章38節
与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる
与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる
マタイ10章8節
ただで受けたのだから、ただで与えなさい
ただで受けたのだから、ただで与えなさい
後世の人の似たような言葉
「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」
ジェラール・シャンドリ
ジェラール・シャンドリ
「人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」。
アインシュタイン
アインシュタイン
ACTS 20:35
It is more blessed to give than to receive
It is more blessed to give than to receive
英語解説
blessed が受動態で、”祝福される”。
「to give」「to receive」は、動詞に”to”をつけて、不定詞にすることによって名詞化しています。
more than はご存知の比較するときの慣用句ですね。
聖書の内容に興味があったのですが、日本語の聖書っていわゆる丁寧語が多いので、とっても読みづらいです。
英語の聖書は、日本語の聖書にくらべて、丁寧語も普通語もありませんし、気持ちよく読みやすいですね。
新約聖書は元々ギリシア語で書かれています。ギリシア語から英語はほぼ直訳で済むので、訳がスムーズかもしれません。