ベンソン式呼吸法

ベンソンブリージング

ハーバート・ベンソンHerbert Benson

ハーバート・ベンソンはハーバード大の教授で簡単瞑想を考えた人。欧米ではベンソンブリージングとかって言われています。

ハーバート・ベンソンって人を一言で説明すると、インドの神秘的、神秘主義、などの難しく考えられがちな瞑想を、誰にでもできるように、効果があるところのエッセンスだけを取り出して、お手軽な瞑想を広めた教授です。

ベンソン式を考えた理由

教授がベンソン式を考えたいきさつは、ハーバード大学の医学者ベンソン博士はインドで人気の瞑想法の超越瞑想を実践してその効果に魅せられた。

ベンソンは、めい想中にある人が酸素消費量、血圧、心拍数などが著しく低下して生理学的に深いリラクゼーション状態にあることを見いだした。

超越瞑想ポイントは個人個人に合わせたサンスクリット語のマントラに秘密があるといわれていましたが、ハーバード大学のチート的なパワーを使って専門的に超越瞑想を研究した結果・・・。

じつは、その人がどういうマントラを使うかには心理生理的には関係ないという結論に達しています。マントラの替わりに使う言葉は、その人がいい気分になる言葉ならぶっちゃけなんでもいいという事です。

ベンソン博士は、心を静める音、言葉、文言であれば何であれ、深い「リラクゼーション反応」が創り出せると述べています。

難しいセレモニーめいたことをしなくてもいいように、より簡単にめい想時と同様のリラクゼーション状態になる方法を考案した。

ベンソン式やり方

なるべく静かな環境がいいとベンソンさんは言われているけど、藤田の意見としてまったくの無音よりは、多少ザワザワしてたほうがリラックスできる。

10~20分間それを続けるのが良いと言っているが、最初は3分で良いと藤田は思う。

楽な姿勢で、静かに腰掛ける。※眠ってしまわないように、横になるのは避けた方がいい

目を閉じて、静かに呼吸をし、呼吸に意識を集中する。

息を吐き出すたびに心の中で「ひとーつ」といった単純な言葉を唱え続ける

※ベンソン博士はもともとは「数字の1の”ワン(one)”」という言葉を最初のマントラとして使うことを勧めています。日本人なら、”ひとーつ”ってことですね。

もしくは、信仰や宗教心があるなら祈りの言葉でよし、キリスト教欧米諸国 なら jesus is god ,, jesus is lord や、イスラム教なら、ラー・イラーハ イッラッラー ムハンマド ラスールッラー  など

か、別に、自分で決めた好きな言葉や、自分の目標でもなんでもよい。心の中で唱えやすい、好きな言葉、心が落ち着く言葉、響きが好きな意味のない言葉をチョイスする。

定型文の文章を唱えることで、考え事をストップさせることができる。

呼吸中は日ごろのわずらわしい思いを忘れられリラックスできます。

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