EEG脳波を遅くするようにすれば、身体と心はリラックスする

脳波についてまとめます。ちなみに脳波は=英語で: Electroencephalogram:エレクトロエンセファログラム、略してEEGと呼びます。

脳波はそのときそのきの、脳の使われ具合、エンジンのかかり具合に応じて、電気的な周波数のスピードに応じて

アルファ波、ベータ波、シータ波、デルタ波といったカテゴリー分けされてよばれております。

脳波の遅さの一覧 下にいくほど遅い

30Hz~はガンマ波
14~30Hzはベータ波、
8~13Hzはアルファ波
4~7Hzはシータ波
1~3Hzはデルタ波

早い 活動してる
↓・めっちゃ集中して計算などするとガンマ波
↓・目覚めて日常生活している状態ではベータ波
↓・眠りに落ちそうなウトウトしている時はアルファ波
↓・夢を見ている時のレム睡眠時にはシータ波
↓・熟睡時はデルタ波
遅い リラックスしている

波長の一覧の画像

アルファ波は「リラックスした時に出る波」と言われています。正確には8~13Hzの周波数の波のことです。

これは「安静、覚醒、閉眼」の三つの条件がそろった時に、おもに後頭部優位に持続してみられます。一つ前のぼくの脳波のテストでも後頭部がアルファ波で赤くなっていましたね。

この波は一般的には目を開けた時に消失します、緊張していたり、眠かったりするとだんだんすくなくなり、そして眠っているときは、眠りの深さによってシータ波、デルタ波と見られる波が違ってきます。

脳波は、脳の動いているスピードだと考えてください。

このように↓スピードを簡単に表現した画像です。

シータ波、アルファ波とベータ波が、きゅうり、ピーマン、人参みたいに違うものだと思っている人がたまにいます。

シータ、アルファとかベータってのは、脳の走ってるスピードを、低速、中速、高速みたいにわけて読んでるだけですからね。

リラックスしている時、人の脳波は遅くなる。

反対に言えば、意識的に脳波が遅くなる状態に体をすれば、心もリラックスしてくるんです。その手法が自律訓練法などです。

もっとも波形の波の大きいデルタ波に近づくにつれて脳波は遅くなる。

熟睡できれば脳はリラックスする、脳がリラックスできれば、身体もリラックスできる=身体の不調も治る。

人間の脳は神経細胞が集まってできており、その神経細胞は電気的な信号を発信して脳内の神経細胞と体のあらゆる場所との間を何百万もの微小な電流が流れることにより手足を動かし機能しています。

脳波について説明している動画。英語なので見なくても大丈夫です。

脳波の計り方と、波の見方について説明している動画。英語なので見なくても大丈夫です。


まあ、自分ではつけることはないと思うけど、一般的なEEGの計測装置は全部で19箇所つける。

多い場合少ない場合あり。そして、縦に並んでる列でまとめて、グラフに表示される。


装置付ける場所↑↓

僕が計ったときにつけた脳波計。簡易的なのか数が少ないですね(笑)

脳の部分と主な役割の説明


脳幹、小脳、中脳、海馬、脳梁、間脳などなど

デルタ波とは

デルタ波はノンレム睡眠時のステージIV で最も頻繁に検出され、計測される脳波の 50% 以上になる

新生児の覚醒時の脳波の分析によると、新生児ではデルタ波の活動が顕著であることが分かっている。また、5歳児でも覚醒時のデルタ波が、まだ現れている

デルタ波の活動は思春期において減少する。11歳から14歳の被験者において、25% の減少

デルタ活動はノンレム睡眠深度の指標であり、深いデルタ睡眠レベルは良い睡眠をもたらす。

健康な成人の覚醒時には、デルタ波の活動の大部分は一般的に計測されない。しかし、複数の研究において、陶酔やせん妄状態の成人や、認知症や統合失調症[5]と診断された成人において、デルタ波が増加していることが示されている。

せん妄(譫妄、せんもう、英:delirium)は、意識混濁に加えて奇妙で脅迫的な思考や幻覚や錯覚が見られるような状態。健康な人でも寝ている人を強引に起こすと同じ症状を起こす。特にICUやCCUで管理されている患者によく起こる[1]。

デルタ波wiki

まとめると、幼児の脳ってデルタ波が多くでていて、年齢を重ねて大人になると、デルタ波は超熟睡している時しかでない。

成人でデルタ波になるのは、超熟睡か意識不明で昏睡状態かぐらい。

意識的に大人でデルタ波状態にもっていくことができるようになったら、生まれたばかりの幼児のようなものすごい情報のスピードになるのか???

速読術。本を早く読むのも、脳のはたらきを活性化する

右半分が右脳で、左半分が左脳。

で、それぞれデルタ、シータ、アルファ、ベータの波形が表示されてる。本を読んでるのに、デルタ波、シータ波が出てるのがすごく変わっている。速読状態は深い睡眠状態と同じなのか??

成人、大人でも、↑の動画のように、とんでもなく早く本を読むフォトリーディングなどの特殊技能を行える人の脳はデルタ波状態になっている。

速読している人の脳は、もうろうとして幻覚を見ている状態とほぼほぼおんなじってことなのか??

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