「海馬」人間の好奇心の脳。好き嫌いを判断する

脳の「海馬」の部分は、人間の好奇心を司ったり、本能的な好き嫌いを判断する部分です。3分から10分の間の短期の記憶を担当しています。

3分前のことはここで覚えていますが、先月のこと、半年前、去年のことは大脳新皮質の白子の形の脳にしまわれます。

海馬


海馬.wikipedia

海馬(かいば、英: hippocampus)は、大脳辺縁系の一部です。ねずみ脳limbic system の一部

脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。

βエンドルフィン(=脳内ホルモンの一つ)が分泌されたり、A10神経が活性化すると、海馬における長期記憶が増強する。

海馬シータ波エピソード記憶「○○したらこうなった」などの体験が基づく記憶は強く記憶される。

好奇心があってあたらしい事を調べているときに起こる。

海馬を鍛える方法=適正な良いストレスを与える

例:1時間に10分くらいウォーキングで歩く

例:ランニングやスクワット、ダンスなど30分程度の軽い有酸素運動が良い。

例:環境を変えて刺激を与える。違う街に住む。海外に短期的に住むなど

海馬は運動でストレスを与えるとドーパミンが出て、それが快感となり脳がよく働く。

運動によって「BDNF(脳由来神経栄養因子)」というタンパク質が分泌される

Brain-derived neurotrophic factor

ある種の身体的運動は、ヒトの脳において、BDNFの合成を3倍程度にまで増加させる。

BDNFが歯の関連細胞や血管の増殖、分化を促進することが発見され、歯周再生への関与が見いだされた

1日1回1年間運動をつづけると海馬が2%大きくなる。

次の記事では扁桃体について書きました。

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