朝の寝起きのめまいの原因は?その1

寝起きにめまいがして起き上がれないという経験はありませんか?朝は色々とやらなくてはいけないことがたくさんあるのに、動けないと気持ちばかりが焦ります。今回は寝起きにめまいが生じる原因について調べました。藤田注釈※今回は、めまい経験のある女性の方に記事を書いていただきました。

良性発作性頭位めまい症の可能性が高い

寝起きに起こるめまいで最も多いのは、良性発作性頭位めまい症です。これは朝体を起こそうとした時に急なめまいに襲われることが多い病気です。めまいがしても何とか起き上がろうとすると激しい吐き気が生じます。

何とかトイレまで行こうと頑張ると吐き気はどんどんひどくなります。そしてそのままトイレから動けなくなったという経験をされている方は多いと思います。私もその一人なんです。

良性発作性頭位めまい症の原因

良性発作性頭位めまい症は耳にある三半規管という平衡感覚器に耳石が入り込んでしまったことで起こる病気です。耳石が三半規管から移動してしまえば楽になります。あるいは時間が経って耳石が溶けてなくなると症状もなくなります。

一時的なもので、重篤化するような病気ではありませんが、とにかく辛いです。このまま起き上がれなくなるんじゃないかと不安になります。

良性発作性頭位めまい症の治療

 

治療方法は確立されておらず、めまい・吐き気などの症状を緩和する薬物療法を行うことが多いです。他にもエプリー法という、頭の角度などを調整して耳石を移動させる治療を行う場合もあります。

このエプリー法という技術は誰にでもできるというものではありません。この方法はネット上でも見ることができ、自分でやるという方もいます。しかしそのためにはどちらの耳に異常があるのかを耳鼻科で調べてもらわなくてはいけません。

エプリー法について

ひどいめまいの中で、病院へ行くだけでも苦労するのに、さらにエプリー法を自分でするというのは考えただけでもゾッとします。それほど辛い治療なんです。

どうしても早く改善しないといけないという方はめまいの治療として経験のある医者に施してもらいましょう。下手に自分で挑戦して失敗すると地獄のような苦しみだけが残ります。

回転性めまいについてのこちらの記事もご覧ください。
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回転するようなめまいの原因は?

藤田注釈※ エプリー法というのは、こういう動きをするものですね。

低血圧が原因かも

低血圧だから朝は弱い…なんて方、いますよね。でも低血圧だからといって寝起きにめまいが生じるわけではありません。普段低血圧の方も高血圧の方も、起き上がる瞬間だけ脳への血流が悪くなるとめまいが生じることがあります。

私はどちらかというと高血圧です。そんな私が妊娠5ヶ月の時、トイレに行こうと立ち上がったら気分が悪くなり、吐き気がひどいので慌ててトイレに駆け込みました。そしてトイレから出てきた瞬間気を失って後ろに転倒しました。

後から聞いたところによると、急激に血圧が下がった時に無理に体を動かしたため、脳への血流が悪くなってめまいが生じ、失神したということでした。

寝起きは焦らずゆっくりと…

良性発作性頭位めまい症にしても、一時的な低血圧にしても、とにかく寝起きは焦らずゆっくり行動した方が良さそうですね。

急に体を起こすことで、耳石が剥がれて三半規管に入り込んでしまったり、急に低血圧になって脳への血流が悪くなる原因になります。

めまいが起きるメカニズムはわかっても、そうなる原因はまだ解明されておらず、これといって確かな予防策はありません。しかし、めまいという症状がよく出る方はゆっくり行動する意識を持つことが大切です。

少しでもめまいが出ないように、「ゆっくり起き上がる」ということを明日から意識してみてください。

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