鎖骨の話。人間にあって、犬に無いもの

犬の骨

Dog skeleton veterinary vector illustration, dog osteology, bones

肩甲骨と鎖骨の動きのCG

いままで、人間と4本足動物の共通点をご紹介してきました。

4本足動物代表として、犬を例に比べました。

人間と犬は、まったくちがう動物だと思っていましたけど、こういう視点でみると

骨の配置、筋肉の配置、形が違うだけで、ほぼ同じものが入っているので、すごくびっくりしました。

さて、最近、発見したものがあります。

人間にだけあって、4本足動物にないものってなんだと思いますか?

いままでは、犬のほうがオリジナルのデザインで、

人間は2本足属性なので、元々あったいろいろな機能を退化させてきました。

でも、人間の特性を活かすために、あらたに付け足された機能、あたらしい関節をゲットしたんですね。

なんだと思いますか?

それが、鎖骨です。英語でClavicle でラテン語の鍵からきてます。

じつは、犬には鎖骨がないんです。

犬は走ることに特化しているので、前、後ろの動き専用なので、鎖骨がありません。

しかし人間にちかいゴリラにはほぼ人間と同じ鎖骨があるんです。

面白いことに4本足動物の中で唯一、猫には鎖骨が小さいのがあるんです。

猫はいま2本足動物に進化しようとしているんです。

次の記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加