赤ちゃんがひとつの細胞から生まれてくるまでをまとめてみました。
一個の卵子細胞のとき
赤ちゃんが産まれるときのカウントは、最終月経開始日を0週0日としてカウントするとのこと。母体の中であっても、0日から14日めの排卵日までは、生命はおろか卵子だって発生していないのでなんか変な感じですね。
最終月経開始日からざっくり14日後に排卵が起きる。
画像引用元記事
左右の卵巣からランダムに排卵する。右、右、や、左、左の場合もあり
卵子の寿命は、排卵後約24時間。
射精後の精子の寿命は3日間
フライング気味に3日前に発射した場合も有効とするとしても、1ヶ月に3日間しか受精するチャンスはないんだね!。
排卵日に受精する。生命の種が発生する。
受精卵が7日目位に子宮内膜にくっついてもぐりこむことを着床
卵子豆知識、原始卵胞
原始卵胞は生まれたときから卵巣の中にあって、思春期から1ヶ月ごとに毎月約1000個の割合で減少する.
女の子の胎児がお母さんのおなかの中にいるときに500~700万個
オギャーと母体外に生まれた時には原始卵胞は約200万個になる
思春期初経時ざっくり14歳くらい?10代で30万個になる
20代で10万個、になる
30代で2~3万個になる
35歳くらいで、約2万個になる
遺伝子と減数分裂
減数分裂
人間の細胞分裂は減数分裂と呼ばれます。細胞中のDNAの量を半分にする特殊な細胞分裂です。
母方由来と父方由来の相同染色体と姉妹染色分体を二回連続して分離することにより、赤ちゃんの遺伝子は半分を母親から、半分を父親からもらいます。
受精のときに2回目の減数分裂が起こり、卵子と精子は、それぞれが半分の遺伝子になる。それが組み合って合体して、赤ちゃんの遺伝子ができます。
2回の減数分裂でいらない半分の遺伝子を卵子はそれを外に出します。
減数分裂は、染色体の数を半分ずつに分ける分裂方法で23本ずつ分けることができればいい
これが均等にならないことを染色体異常と呼ぶ
遺伝子
人体を形成している体細胞はひとつの細胞の中に染色体が46本ある。人体のアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の組み合わせはおよそ60億文字
染色体の数は全部で46本、2本1対で23対。
44本は常染色体とよばれ、2本ずつ同じ染色体。
+2本は性染色体で、女性はX染色体を2本、男性はX染色体とY染色体を1本ずつ。
赤ちゃんの細胞分裂
さいしょに一個だった卵子の細胞が細胞分裂して分かれて増えていく。
1→2→4→8→16→32→
って感じに4日目くらいで32まで細胞分裂していく。32細胞期までは数で表現するが、以後細胞数が多くなるので数では呼ばなくなり、桑実胚と呼ぶ。
画像引用元
https://kamiyaclinic.com/flow/art/term2/
胚盤胞 はいばんほう、英: blastocyst
細胞分裂は、数字の上は 64→128→256→512→1024 だが
卵の中の細胞は体の部位に応じて分裂する。2進数、2倍とはならない。あと見た目的にも一体になって、顕微鏡でみても境目が見えなくなる。
桑実胚は、胞胚腔という隙間を作って、胚盤胞という名前に変わる。桑実胚→→→胚盤胞
胚盤胞は子宮に入って子宮内膜に着床し、そこで胚盤胞は胎芽へと成長。胚盤胞→→→胎芽
胎芽は胎盤に付着し、液体で満たされた膜=胎嚢に包まれる。8周目まで胎芽の状態
胎児が胎盤とつながる
着床した部分に絨毛ができます。これが胎盤の誕生
胎盤は妊娠15週頃に完成
胎盤placenta と 胎児fetal がつながる
胎盤の大きさ、直径約20~30cm、厚さ2~3cm、重さは500~600g程
中隔という仕切り 酸素と二酸化炭素を赤ちゃんとやりとりする
へその緒
臍帯静脈 + 臍帯動脈 をまとめて へその緒と呼ぶ
一般的な動脈と静脈と逆に呼ばれて、栄養と酸素を送ってるのが、臍静脈 使い終わった血液を返しているのが、臍動脈
4週目
人間の胎児の8週間は地球生物40億年分の生物の進化の過程をトレースしてたどる
卵子が受精して成長する8週間で、地球の生命誕生から人類誕生まで40億年ぶんトレースする。
40億年たどってきた生命の進化のデータが人間のDNAの中に保存されている
4週目くらいにこんな感じになるイメージ図
4週X7日=28日-14日
しっぽのさきまで骨ができていますね。
4億5000万年前の生命データをトレース中
6週目
6週目はこんな感じになるイメージ図
6週x7=42日目-14日
受精してからここまでの30日間。受精卵の1万5000倍もの大きさに成長
手足や目、口、鼻も大まかに形を整え始める。 赤ちゃんが入った袋。胎嚢(たいのう)の大きさが11mmぐらいが確認できるころ
1分間に105回ほどの心拍
魚状から両生類状へ進化
手と足が丸い棒状でつきでてくる。
受胎32日目、胎児は1cm前後アズキ大で、正面から見た顔は鰓(えら)を持つ魚ぽい感じ。
受胎34日目、鼻や唇の形成が始まり、魚類から両生類へ
4億年前の生命データをトレース中
7週目
7週目はこんな感じになるイメージ図
7×7=49日目-14日
受胎36日目、真横を向いていた瞳が正面を向くようになる、鼻が1つにまとまり、その上に脳が発達して前頭葉が顔へ発達してくる
受胎38日目、鼻と両眼が真横に並び、その下の口もほぼ完成して、獅子舞の獅子頭そっくりの原始哺乳類の域に達する。
受胎40日目、ヒトの顔になる。
4億年前~1億年前の生命データをトレース中
ざっくりまとめ
40週0日、つまり280日目が出産予定日。40週で産まれてくる。
受精卵になってから、うまれるまでは、実質38週間x7日間で、266日ってことかな?
こういう感じに収納されてて、頭に血のぼらないのかな?
次の記事で人間の胎児の8週間は地球生物40億年分のトレースする。の話を掘り下げました