脳幹(間脳&視床下部)。とかげ脳。自律訓練法パート1

さて、前回の記事では、爬虫類脳、ねずみ脳、霊長類脳の話をしましたね!

そして、人間の健康に大事な自律神経は、爬虫類脳とねずみ脳が担当しているというところまで、勉強しました。

今回の記事は、じっさいに爬虫類脳とねずみ脳が、脳のどんな部分なのか?というのをご紹介します。

細かいところにはこだわらずに、概要だけ、「ようするにそういうことね」で掴んでおいてください。

今回のリラックスコンテンツでご紹介している自律訓練法は、「気持ちが落ち着いてる」だけ繰り返していると、こんな暗示きくのかな?って心配になっちゃうと思います。

しかし、根拠があるんですね。

脳の脳幹、小脳、間脳って部分に効いているんです。この脳の脳幹や間脳ってところが、重い、温かいなどを感じる部位です。

そしてそこが自律神経をコントロールしている部分なんです。

だから、重いや、温かいのイメージを感じることで、自律神経も一緒に整う。という理屈です。脳の脳幹、小脳、間脳という原始的な爬虫類脳にアクセスができるわけです。

そうすると、自律神経起因の身体のもろもろの不具合が治ってしまいます。僕のメルマガ読者さんは、神経痛の方がほとんどなので、緊張が原因だから、みなさんあてはまりますよね!。

まだメキメキ効果は実感できなくても大丈夫です。

こつこつ一緒にやっていきましょう。あと、1週間一緒につづければ、着実にかわっているはずですよ!

以下に脳の部分部分と役割をまとめておきますね。

脳幹(のうかん)爬虫類脳


脳幹wiki

脳の断面図。延髄、橋、中脳、間脳の部分をまとめて脳幹と呼ぶ。

脳幹は、3つの部分に分けられていて大脳に近い側から、中脳、橋、延髄と間脳を合わせて脳幹と呼びます。

生存の上で欠かせない自律機能を直接制御している重要な部位で

睡眠・覚醒レベルの調整、姿勢運動制御も行っています。

脳幹は多種多様な神経核から構成されており、その機能も当然ながら多様であり、この小さな部分に多数の生命維持機能を含んでいます。

・自律神経機能中枢が存在。
・意識と覚醒に重要な神経回路がある。幻視、物の気配を感ずる等
・姿勢反射の中枢。

体温感覚・温覚・冷覚・聴覚・眠気・食欲・筋力などの様々な情報を分類して大脳皮質に伝えます。

覚醒・運動・感覚の制御・呼吸のリズムを形成します。
引用akira3132.info

間脳(かんのう)ねずみ脳

間脳のはたらきまとめ

自律神経やホルモン等を介して内臓全体を制御する。

視床下部によって脳下垂体を支配して食欲、性欲、睡眠欲等を制御している。また、免疫等も制御する。

体温調節機能に働きかけ熱発させる

視床下部にある自律神経核によって自律神経である交感神経と副交感神経を制御している。

間脳が管理している自律神経の交感神経は、獲物を捕らえる闘争反応や、敵から逃れる逃走反応等を制御している。

副交感神経は消化や睡眠等のリラクゼーション反応等を制御する。

間脳.wikipedia

間脳の構成要素は

1:視床Thalamus
2:視床下部Hypothalamus
3:脳下垂体Pituitary_gland
4:乳頭体Mammillary body
5:松果体Pineal gland

を以下でひとつずつご説明します。

1:視床Thalamus


wiki/視床

視床は体性感覚(温度覚)などの大半の感覚を司る

「右腕が温かい」などのイメージをしているときは、視床にアクセスしています。

2:視床下部Hypothalamus


視床下部wikipedia

視床下部は自律神経の中枢です。

間脳の構成要素のひとつである視床下部の働き

視床下部は交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を全体として総合的に調節している。

視床下部の前部で室周層と内側群の間にあるオキシトシンを産生する

視床下部からのホルモン放出により性ホルモンの分泌を促している

成長ホルモン放出ホルモンを出す→ 実際に成長ホルモンをだすのは

次の項目の脳下垂体前葉ってところからでる
↓↓↓

3:脳下垂体Pituitary_gland


wiki/脳下垂体

種々のホルモンを分泌する脳下垂体

成長ホルモン。エストロゲン。オキシトシンを出す

成長ホルモンを出す脳下垂体前葉は脳下垂体の前の部分の一部

成長ホルモンは体の細胞分裂を盛んにさせる。

骨の伸長 — 骨端の軟骨細胞の分裂・増殖を促し、骨を伸張させる。幼児期に体が伸びる。あとは大人も伸びるはず←藤田主観
筋肉の成長 — 特定のアミノ酸の取り込みを促し、タンパク質合成を促進する。ムキムキになる。

高強度の持久的運動などの、強度の高い運動を行なうと血中の成長ホルモン濃度は200倍程度に増加する。HIITとかタバタとかをしたらいい。

また睡眠中2時間から3時間の間隔にも同程度に増加する。

4:乳頭体Mammillary body

笑いの器官

※前頭葉の連合野上部を刺激すると、患者自身にはなぜか分からないけれど急に面白くなって笑い出した。
※側頭葉連合野を刺激すると楽しい思い出とともに笑いがこみ上げた
※激しく笑うと乳頭体のすぐ近くで脳の中を大きな電流が流れる。笑うことには何かを忘れさせる効果がある

5:松果体Pineal gland

松果体についての項目はながくなりましたので1ページつくりました。

次の記事は松果体という部分についてです。

別記事で書きました